「シャンプーに入っている成分が知りたい」
「ブリーチ後におすすめの成分って何」
あなたは今、このようにお考えではありませんか?
ブリーチをすると髪の毛が傷みがちなため、シャンプーの成分にもこだわりたいですよね。
そこで今回は、シャンプーに使われている成分を6種類紹介します。
この記事を読むと、以下の2点についてわかります。
- シャンプーに含まれている成分の特徴
- おすすめのシャンプーの選び方
シャンプーに含まれている成分について知りたい場合は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
シャンプーに使われる成分の6つの種類
ここではシャンプーに含まれている成分について、わかりやすく説明します。
シャンプーに配合されている成分は、主に以下の6種類です。
- 高級アルコール系
- オレフィン系
- 石けん系
- アミノ酸系
- タウリン系
- ベタイン系
シャンプーは成分ごとに特徴があり、それぞれ洗い心地や洗浄力が異なります。
特にブリーチをした後の毛髪はダメージを負っているため、成分に注目してシャンプーを選んでください。
高級アルコール系
高級アルコール系は泡立ちが良く、洗浄力が強いことが特徴です。
高級アルコール系シャンプーで洗うと、スッキリとした洗い心地を味わえるでしょう。
しかし高級アルコール系は皮脂を落としすぎる可能性があるため、乾燥を引き起こしやすいとされています。
乾燥肌や敏感肌の方は扱いに注意してください。
以下は高級アルコール系シャンプーに含まれている代表的な成分の一覧と特徴です。
成分名称 | 特徴 |
ラウリル硫酸Na | 泡立ちに優れており、洗浄力が強いとされている 頭皮にシャンプーが残りやすい |
ラウレス硫酸Na | 泡立ちが良く、洗浄力の強さが特徴 残留性はラウリル硫酸Naより低いとされている |
ラウレス硫酸アンモニウム | 泡立ちやすく、洗浄力の強さが特徴 軽い泡を作ることに優れている |
オレフィン系
オレフィン系成分は高級アルコール系並みの洗浄力が期待でき、泡立ちやすいとされています。
サッパリとした使用感を感じられ、頭皮のベタつきが気になる男性におすすめです。
オレフィン系成分は市販のシャンプーに多く配合されていますが、敏感肌には刺激になる可能性があります。
購入時にはしっかりと成分表をチェックしてください。
以下はオレフィン系シャンプーに含まれている代表的な成分の一覧と特徴です。
成分名称 | 特徴 |
オレフィン(c14-16)スルホン酸Na | 洗浄力が強く、泡切れしにくいと言われている 硫酸系成分の代わりに使用されることが多い |
石けん系
石けん系は洗浄力が強く、天然由来の成分のため、地肌にも優しいとされています。
頭皮に油っぽさを感じている男性には、石けん系のシャンプーがおすすめです。
ただし、石けん系シャンプーは弱アルカリ性のため、髪がキシんでしまったり、洗い上がりにパサつきを感じたりするかもしれません。
石けん系シャンプーで洗った後は、クエン酸系リンスでヘアケアのサポートを心がけましょう。
以下に石けん系シャンプーに含まれている代表的な成分の一覧と特徴を紹介します。
成分名称 | 特徴 |
石けん素地 | 固形石けん、弱アルカリ性、きしみやすい |
カリ石けん素地 | 液体石けん、弱アルカリ性、きしみやすい |
アミノ酸系
アミノ酸系は髪質と同じ弱酸性とされているため、頭皮にやさしいとされています。
毛髪に潤いを与えることも期待できるため、ヘアカラー後のシャンプーとしてもおすすめです。
高級アルコール系やオレフィン系のシャンプーと比較すると泡立ちは控えめですが、しっとりとした洗い上がりを期待できるでしょう。
アミノ酸シャンプーの成分は、主に以下の3つの系統に別れています。
- グルタミン酸系
- アラニン系
- グリシン系
上記の3つの系統は、それぞれ特徴が異なるとされているため、以下の表をシャンプーを選ぶときの参考にしてください。
系統 | 成分名称 | 特徴 |
グルタミン酸系 | ココイルグルタミン酸Na ココイルグルタミン酸TEA | 泡立ちは控えめで弱めの洗浄力 しっとりした洗い上がりが見込める |
アラニン系 | ココイルアラニンTEA ラウロイルメチルアラニンNa | 頭皮にやさしく、泡立ちが良い サラサラな仕上がりが期待できる |
グリシン系 | ココイルグリシンK ラウロイルサルコシンNa | 強めの洗浄力で泡切れが良い きしみやすいとされている |
あなたの毛髪や好みに合わせて、適切な成分が配合されているアミノ酸シャンプーを選びましょう。
タウリン系
洗浄力が強くなく、刺激が少ないとされている成分がタウリン系です。
タウリン系のシャンプーは泡立ちが良く、スッキリとした洗い上がりが期待できます。
タウリン系は高級シャンプーなどに取り入れられていることが多く、髪にこだわる男性には人気です。
以下はタウリン系シャンプーに含まれている代表的な成分の一覧と特徴です。
成分名称 | 特徴 |
ココイルメチルタウリンNa | ベタつかなさと、ふんわりした洗い上がりが特徴 |
ベタイン系
ベタイン系は穏やかな洗浄力で、頭皮への刺激がやさしいことで有名です。
ベタイン系の成分はベビーシャンプーに配合されていることが多く、敏感肌にも使いやすいとされています。
ベタイン系は両面活性剤という分類であり、水と油をミックスさせた成分です。
ぬるま湯では落としにくい、頭皮の皮脂や汚れをスムーズに洗い流すと言われています。
以下にベタイン系シャンプーに含まれている代表的な成分の一覧と特徴を解説します。
成分名称 | 特徴 |
コカミドプロピルベタイン | マイルドな洗い心地が期待できる |
シャンプーの成分は洗浄力と刺激の強さで選ぼう
シャンプーの成分は多くあり、ブリーチ後の髪にはどれを選べば良いか悩みますよね。
頭皮や髪質によってさまざまなので、自分に合ったシャンプーを選ぶように心がけましょう。
あなたの頭皮や毛髪としっかり相談した上で、適切な成分が配合されているシャンプーを選んでみてください。
以下は今回ご紹介した成分表のまとめです。
種類 | 系統 | 成分名称 |
高級アルコール系 | ラウリル硫酸Na ラウレス硫酸Na ラウレス硫酸アンモニウム | |
オレフィン系 | オレフィン(c14-16)スルホン酸Na | |
石けん系 | 石けん素地 カリ石けん素地 | |
アミノ酸系 | グルタミン酸系 | ココイルグルタミン酸Na ココイルグルタミン酸TEA |
アラニン系 | ココイルアラニンTEA ラウロイルメチルアラニンNa | |
グリシン系 | ココイルグリシンK ラウロイルサルコシンNa | |
タウリン系 | ココイルメチルタウリンNa | |
ベタイン系 | コカミドプロピルベタイン |
シャンプーの成分まとめ
シャンプーの成分を知ることは、ダメージ毛への適切なケアにつながります。
頭皮・毛髪にやさしいシャンプーを使うことで、きれいな髪色を保つことができるでしょう。
この記事では、シャンプーに含まれている6種類の成分と特徴について紹介しました。
ダメージ毛のケアをしっかりしたいとお考えの場合は、ぜひこの記事を参考にシャンプーを購入してみてください。