「お米のとぎ汁で洗顔すると肌に良いって聞いたけど実際どうなの?」
あなたは今、そうお考えではありませんか?
そもそもお米が肌に対して効果的なのかわからない。
もし、お米のとぎ汁で洗顔するだけで肌の調子が良くなればお金もかからなくてありがたいですよね。
そこでこの記事ではお米のとぎ汁洗顔の3つの効果について紹介します。 さらに以下の2点も紹介します!
- とぎ汁洗顔を行う方法3STEP
- とぎ汁洗顔を行う際の注意点3つ
この記事を読み終わる頃には、とぎ汁を誰よりも上手に使ってスキンケアを行えるようになるでしょう。
さっそくとぎ汁の洗顔について学んでいきましょう。
とぎ汁洗顔とは
お米のとぎ汁には美容効果があり、洗顔に使うことでツルスベな肌を目指すことができます。
お米のとぎ汁にはビタミンBやビタミンE、セラミドなどの様々な美肌成分が含まれているため、美容効果が高いとされている化粧水などと近い効果を得られることが特徴です。
さらにお米のとぎ汁には細かい粒子がたくさん混ざっており、天然のスクラブとも言えます。
そのため、毎日の洗顔に使うことで肌を汚れからも守りスベスベの肌をキープする効果も期待できます。
とぎ汁洗顔の3つの効果
ここではとぎ汁洗顔をすることで得られる以下の3つの効果についてご紹介していきます。
古くなった角質を剝がしシミを防ぐ
角質は死んだ細胞で構成されており、役割を終えると剥がれるようになっています。
しかし、加齢やストレス、乾燥などが原因で不要になった細胞が剥がれにくくなりシミの原因にもなり得ます。
とぎ汁には不要になった肌の古い角質を剥がして取り除く、ピーリングと呼ばれる効果があります。
とぎ汁に含まれている細かい粒子が化粧品に含まれるスクラブの役割を担い、物理的に古い角質を落としてくれます。
ピーリングを行ってあげることで、古い細胞がなくなり肌の細胞が新しく作られるターンオーバーが正常に働くようになります。
結果、シミやそばかすなどを肌から追い出し美しい肌に近づくことができます。
肌のバリア機能を高める
お米に含まれているセラミドという成分は水分保持機能を持っています。
セラミドには肌の角質層にうるおいを持たせ肌のバリア機能を保つ効果があります。
角質にはセラミドが多く含まれていますが、年齢とともに角質に含まれる量は少なくなっていきます。
セラミドの量が減ってしまうと乾燥により肌のバリア機能が低下してしまい、乾燥や紫外線の影響を受けやすくなります。
とぎ汁を洗顔に使ってあげることは、角質に含まれるセラミドの量を保ち肌のバリア機能を高めることにつながるのです。
皮膚や粘膜の補修を行う
お米に含まれるビタミンB1やビタミンB2には体や肌の調子を整える効果があり、ビタミンEにはシミやそばかすを予防する効果があります。
とぎ汁で洗顔を行うことでビタミンB1・B2、ビタミンEなどを直接肌に取り入れることができます。
結果、肌が土台から整えられツルスベ肌に近づきます。
とぎ汁洗顔を行う方法3STEP
ここでは、とぎ汁で洗顔を行う方法を3つのステップに分けてご紹介します。
- 普段通りの洗顔を行う
- とぎ汁をお湯で1.5倍に薄める
- 薄めたとぎ汁で顔を優しく洗う
普段通りの洗顔を行う
まずは普段通りの洗顔をしましょう。
とぎ汁には化粧水に似た効果があります。
その効果を最大限に発揮するため最初の洗顔にはとぎ汁を使わず、まずはいつもどおりの洗顔で汚れを落としておくことが大切です。
とぎ汁をお湯で1.5倍に薄める
普段通りの洗顔が終わったらとぎ汁を使って洗顔を行いますが、とぎ汁はそのままだと刺激が強いのでお湯で1.5倍に薄めるようにしましょう。
この時、
薄めたとぎ汁を使い顔を優しく洗う
準備が終わったらまずは軽く洗顔をしましょう。 最初は「サッと」洗うような感覚で問題ありません。
次に両手ですくって肌になじむように優しく洗っていきましょう。 このとき優しく丁寧に洗ってあげることが、とぎ汁洗顔のコツです。
とぎ汁洗顔の注意点3つ
ここでは、とぎ汁を使って洗顔を行う際に気を付けなければいけない3つの注意点を紹介します。
- 洗うときに肌をゴシゴシ擦らない
- パッチテストを行う
- できるだけ早く使い切る
洗うときに肌をゴシゴシ擦らない
とぎ汁にはスクラブのような細かい粒子がたくさん含まれています。
そのため、肌をゴシゴシと強く擦ってしまうと肌を傷つける原因になってしまいます。
肌が傷つくと炎症などの肌トラブルの原因になってしまいます。
せっかくのとぎ汁を使っても逆効果になってしまうため、ゴシゴシと擦らずに洗うようにしましょう。
パッチテストを行う
先ほどご紹介した通り、とぎ汁は肌への刺激が強いため1.5倍に薄めて使用しますが、それでも肌に合わず炎症を起こしてしまう人もいます。
そのため、まずはパッチテストを行い自分の肌に合うかを確認しましょう。
できるだけ早く使い切る
とぎ汁はお米から出てくる自然由来のものなので、放置しておくと雑菌なども繁殖しやすいです。
できたてのきれいなとぎ汁を使用しないと肌に雑菌を塗ってしまうことになってしまうため、お米のとぎ汁は当日に使い切ることをおすすめします。
とぎ汁を後で使う場合には基本的に冷蔵庫に保管しておき、ナマモノとして扱うようにしましょう。
とぎ汁を入浴剤として使うことで全身の肌もスベスベに
とぎ汁は洗顔以外にも入浴剤として使用することもできます。
使い方はお湯を張った湯船にとぎ汁を入れて混ぜるだけで完成です。
お米には油分が含まれているため、とぎ汁を入浴剤にすることで全身の肌の保湿効果も期待できます。
しかし、油分が含まれているので、とぎ汁をお風呂に入れすぎると、浴槽がベタベタになってしまいます。
あとの掃除が大変になるため注意しましょう。
とぎ汁洗顔 まとめ
いかがだったでしょうか。
- 古くなった角質を剥がしシミを防ぐ
- 肌のバリア機能を高める
- 皮膚や粘膜の補修を行う
とぎ汁洗顔を行う方法3STEPや注意点3つは以下の通りです。
- 普段通りの洗顔を行う
- とぎ汁をお湯で1.5倍に薄める
- 薄めたとぎ汁で顔を優しく洗う
- 洗うときに肌をゴシゴシ擦らない
- 必ずパッチテストを行う
- とぎ汁はできるだけ早く使い切る
余ったとぎ汁は入浴剤として使うことで全身の肌も保湿できるため、湯船にお湯が張れる方は試してみると良いでしょう。
お米のとぎ汁を上手に活用してツルスベ肌を目指すためにこの記事がお役に立てば幸いです。