クレンジングと洗顔は落とす汚れが違う!ダブル洗顔不要のケアも紹介

「クレンジングと洗顔って何が違うのかな?」
「どちらか一つだけでも問題ない?」

あなたは今、そうお考えではありませんか?

そこでこの記事では、「クレンジングと洗顔の違い」について徹底解説。

▼クレンジングと洗顔の違い
・クレンジング:メイクなどの「油性」汚れを落とす
・洗顔料:皮脂や古い角質などの「水性」汚れを落とす

さらに、「洗顔が不要のクレンジングオイル」についても紹介しているので簡単にスキンケアをする方法が分かります!

クレンジングと洗顔について深く理解して肌荒れを予防しつつ簡単にスキンケアをするために、この記事がお役に立てば幸いです。

1.クレンジングと洗顔の役割|落とせる汚れが違う!

クレンジングも洗顔も肌の汚れを落とすという点では同じ働きをしているように思えますが、実はこれらは異なる役割を持っています。

1-1.クレンジングはメイクなどの油性汚れを落とす

クレンジングの主な役割は、メイクなどの「油性」の汚れを落とすことです。

クレンジングに含まれる油分がメイクを浮かび上がらせることで汚れを浮かび上がらせます。

肌についた油性の汚れは洗顔料では落とすことができないため、洗顔とは別にクレンジングを使う必要があります。

また、化粧品の油分が水を弾いてしまうため、クレンジングを使わないと洗顔をしても顔の汚れを落としにくくなってしまいます。

したがって、メイクをしている人は肌の油汚れを落とすためにクレンジングをする必要があります。

1-2.洗顔料は皮脂などの水性汚れを落とす

洗顔料の主な役割は皮脂や古い角質などの「水性」の汚れを落とすことです。

クレンジングには水性汚れを落とすことができないため、クレンジングだけを使っても肌の汚れを完全に落とすことはできません。

したがって、肌の汚れをしっかりと洗浄するにはクレンジング・洗顔の両方が必要だと言えます。

2.洗顔が不要なクレンジングオイルのメリット・デメリット|手軽だけど使い方には気をつけて

クレンジングの油性汚れを落とす働きと洗顔料の水性汚れを落とす働きを一緒にまとめたものが、洗顔不要のクレンジングオイルです。

一見するとスキンケアの手間が省けて楽に思えるこの商品にはどんなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。

2-1.洗顔が不要なクレンジングオイルのメリットは「①摩擦を減らす②皮脂を取りすぎない」

メリット①摩擦の負担が少ない

顔の肌は体の中でも特に皮膚が薄くデリケートな部位です。

これは目・口・鼻などの重要な器官が集まっていることから危険を察知するためだと言われています。

敏感な顔の肌に対してクレンジング、洗顔と2回に分けてスキンケアをするのではなく、1回にまとめてスキンケアを行うことで摩擦による肌へのダメージを軽減することができます。

メリット②肌の皮脂などの保湿成分を余分に取り除かない

クレンジングの主な役割はメイクなどの油性の汚れを取り除くことですが、クレンジングを使用するときに皮脂も少し落としてしまいます。

クレンジングと洗顔を一緒にすることで、皮脂などの肌の潤いを取り除くのを防ぐことが可能です。

2-2.洗顔が不要なクレンジングオイルのデメリット:クレンジングと洗顔の配分を調整できない

洗顔不要のクレンジングは製品ごとのクレンジングの成分と洗顔料の成分の割合が一定です。

そのため、メイクの濃さや肌のベタつき具合など肌の状態によって細かく量を調整をすることができません。

特に、肌が乾燥しがちな方は必要以上に皮脂を取り除いてしまうと肌の乾燥が進み、ニキビなどの肌トラブルの原因に。

このように、洗顔不要のクレンジングオイルは便利な一方で上手に使わないと思わぬトラブルを引き起こす原因となってしまうので注意が必要です。

3.スキンケアの順番:①クレンジング②洗顔

洗顔不要のクレンジングは便利な一方で肌の状態に合わせて慎重に使う必要があります。

そのため、この章ではクレンジングと洗顔を別々で行う場合のやり方について解説していきます。

クレンジングと洗顔を別々に使う場合は、①クレンジング②洗顔の順番で行います。

▼クレンジングのやり5STEP

  1. 手を清潔にする
  2. 目元・口元のメイクを落とす
  3. 乾いた手で適量を取る
  4. クレンジングはTゾーン→Uゾーン→目元・口元の順番で行う
  5. 36℃程度のぬるま湯で洗顔するをする
▼洗顔のやり方4STEP

  1. 洗顔料をしっかりと泡立てる
  2. Tゾーン→Uゾーンの順番に洗顔料をのせる
  3. 36℃程度のぬるま湯で十分にすすぐ
  4. 清潔なタオルで拭き取る

クレンジングの正しいやり方|5STEP

  1. 手を清潔にする
  2. 目元・口元のメイクを落とす
  3. 乾いた手で適量を取る
  4. クレンジングはTゾーン→Uゾーン→目元・口元
  5. 36℃程度のぬるま湯で洗顔をする

クレンジング1.手を清潔にする

クレンジングを使う前にハンドソープや石鹸を使って手を清潔にしましょう。

雑菌が顔に付着すると肌トラブルの原因となってしまいます。

クレンジング2.目元・口元のメイクを落とす

目元や口元は顔の皮膚の中でも特に薄く、クレンジングだけで落とそうとすると肌に負担がかかってしまいます。

そのため、クレンジングを使用する前にリムーバーやコットンなどを使って汚れをできるだけ落としておくことが大切に。

クレンジング3.適量を取る

クレンジングは使いすぎると化粧汚れだけでなく、肌に必要な成分まで取り除いてしまうため、メイクの濃さに合わせた量を使用することが肌荒れ予防の秘訣。

各メーカーごとに規定の使用量が決まっているため、自己判断ではなく決まった量以上は使用しないようにしましょう。

クレンジング4.クレンジングはTゾーン→Uゾーン→目元・口元の順番で使う

まずは皮脂の分泌量が多く、汚れが溜まりがちなTゾーン(おでこや鼻)に使用します。

次にTゾーンに比べて皮脂の分泌量が少ないUゾーン(頬・フェイスライン)に。最後は目元・口元に塗ります。

※目元・口元を塗るときは薬指を使って優しく! 目元・口元は非常に皮膚が薄く、少しの刺激が肌トラブルの原因に。

クレンジング5.ぬるま湯(36℃程度)で洗顔する

最後はぬるま湯でクレンジングをしっかりと洗い流します。

この時クレンジングが肌に残ってしまうと肌トラブルの原因になってしまうので、洗いおわった後に肌にクレンジングが残っていないか確認しましょう。

また、熱いお湯で顔を洗うと余分に皮脂を取り除いてしまうため、36℃前後のぬるま湯を使って洗い流すようにしましょう。

洗顔の正しいやり方|4STEP

  1. 洗顔料をしっかりと泡立てる
  2. Tゾーン→Uゾーンの順番に洗顔料をのせる
  3. 36℃程度のぬるま湯で十分にすすぐ
  4. 清潔なタオルで拭き取る

洗顔1.洗顔料をしっかりと泡立てる

洗顔料を十分に泡立てないと摩擦によるダメージから肌トラブルの原因に

洗顔料の泡立ちが悪い場合は「泡立ちネット」などを活用することでふわふわの泡を作ることができます。

洗顔2.Tゾーン→Uゾーンの順番に洗顔料をのせる

実は、洗顔料を最初に頬につけることは肌にとってあまり良くありません。

皮脂の分泌量が少ないUゾーン(頬・フェイスライン)から載せてしまうと余分に皮脂を取り除いてしまうだけでなく、皮脂の分泌量が多いTゾーン(おでこ・鼻)の汚れを十分に落とせなくなってしまいます。

洗顔3.ぬるま湯(36℃程度)で十分にすすぐ

洗顔料が長時間肌に残ると皮脂を取りすぎて肌荒れの原因に。耳元などすすぎ残しがちな部位までしっかりとすすぐようにしましょう。

また、熱湯ですすぐことも皮脂を取りすぎる原因となるので注意が必要です。

洗顔4.清潔なタオルで拭き取る

十分にすすげたことを確認したら水分を清潔なタオルで拭き取りましょう。

バスタオルは1日使っただけで雑菌が洗濯後の100倍になります。

雑菌が繁殖すると肌荒れの原因となるので、なるべく洗濯後使っていない清潔なタオルを使用するようにしましょう。

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5.クレンジング 洗顔 まとめ

1章:クレンジングと洗顔料の役割

■2章:洗顔不要クレンジングオイルのメリット・デメリット

■3章:クレンジング・洗顔のポイント

・肌を傷つけないために「使用量を守る」「十分に泡立てる」
・皮脂の分泌量が違う「Tゾーン」「Uゾーン」の違いを意識
・洗い残しは肌に良くないので十分にすすぐ 

クレンジングと洗顔について深く理解して正しい肌ケアをして肌荒れを予防するために、この記事がお役に立っていれば幸いです。

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