お手洗いの鏡や電車の窓に映った自分の顔がテカっている、肌に触れるとベタつきを感じるという経験はありませんか?
特におでこや鼻周りのベタつきは、不快感だけでなく見た目の清潔感にも影響します。
脂っぽさの原因は「皮脂の分泌が多いから」だけではなく、生活習慣やスキンケアの方法が関係している場合もあります。
そのようなお悩みを抱えている方に「顔の脂っぽさをスッキリさせる8つの方法」をご紹介します。
この記事では「脂っぽい人の肌の種類」や「顔の肌が脂っぽくなる原因」も解説するため、顔の脂っぽさを予防し、理想の肌に近づけるでしょう。
肌が脂っぽいことでお悩みの方に、この記事がお役に立てれば幸いです。
- 脂っぽい人の肌の種類には「脂性肌」と「混合肌(乾燥肌と脂性肌の混合)」がある
- 肌が脂っぽい原因1位は「間違ったスキンケア」によるもの!解決法は正しい洗顔料を選ぶこと!
- 男性の肌の脂っぽさをすっきりさせるためには、濃密な泡で摩擦レス洗顔を行う必要がある

脂っぽい顔の2つの種類|「脂性肌」と「混合肌」
肌が脂っぽいと感じる方でも、実は肌のタイプによって原因や対策が異なる場合があります。それぞれの特徴を正しく理解することで、自分にあった対策を選びやすくなります。
以下のように肌の種類が異なる場合があります。
- 脂性肌(オイリー肌)
- 混合肌
脂性肌は、顔全体の皮脂分泌量が多く、ベタつきやテカりを感じやすい肌タイプです。
男性の肌に多い傾向にあり、毛穴詰まりやニキビ・吹き出物ができやすいことが特徴です。
一方で混合肌は、おでこや鼻付近は皮脂の量が多いけれど、口周りや頬は乾燥している状態です。
それぞれの肌の特徴は、以下のようになります。
- 肌のベタつきを感じやすい
- 皮脂が多いところに、ニキビや吹き出物ができる
- 肌が脂っぽいのに乾燥やカサカサ感がある
- 口周りや頬が乾燥しがち
- Tゾーン(おでこから鼻筋)は皮脂が多い
顔が脂っぽい6つの理由|実は肌の「乾燥」が脂性肌の原因!?
肌が脂っぽいと感じる方の中には、「肌全体が脂っぽいと感じる」脂性肌(オイリー肌)の人もいれば、「Tゾーンだけ皮脂が多く、口元や頬は乾燥を感じる」混合肌がいました。
一見正反対のように見えるこの2つの肌タイプですが、顔のテカりや皮脂の過剰分泌には共通する原因が隠れている可能性があります。
ここでは、顔が脂っぽくなる主な原因として考えられる6つの理由を解説します。
- 肌の乾燥
- 間違ったスキンケア
- ホルモンバランスの乱れ
- 脂質の多い食生活
- 顔の洗いすぎ
- 季節の影響
肌の乾燥/テカりを気にして保湿を怠ると、皮脂はさらに増える
そもそも顔の皮脂は、肌のうるおいを保つために分泌されています。
皮脂は肌表面に膜をつくることで、水分の蒸発を防ぎ、肌内部の水分を守っています。
たとえば、水に油の膜を張ると蒸発しにくくなるのと同じように、皮脂は肌表面に膜をつくることで、水分の蒸発を防ぎ、肌内部の水分を守る役割を担っているのです。
しかし、肌表面のベタつきやテカリが気になるからといって肌の保湿を怠たると、肌は「乾燥している」と判断し、水分を守るために皮脂をさらに多く分泌しようとします。
その結果、肌の内部は乾燥しているのに、表面はベタついて脂っぽく見えるという悪循環に陥ってしまいます。
つまり、皮脂を抑えるには“化粧水や乳液などの保湿ケア”が必要なのです。
間違ったスキンケア
以下の項目に当てはまっている人は、知らず知らずのうちに自ら肌を脂っぽくしている可能性が高いです。
- 肌に合わない洗顔料を使用している
- 洗顔時に力強く肌を擦っている
- 熱いお湯で顔を洗っている
- タオルで力強く顔を拭いている
- 洗顔後に保湿をしない
上記のような間違ったスキンケアを続けてしまうと、肌に過剰な刺激が加わってしまい、皮脂の分泌が促されてしまうことがあります。
そのため上記の項目に当てはまるものがある場合、やめるようにしましょう。
ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足が続いたり、ストレスが溜まったりしてしまうと、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
男性ホルモンや女性ホルモンは皮脂の分泌量と密接に関わっており、ホルモンの分泌が増えると、それに比例して皮脂の分泌量も多くなってしまいます。
そのため肌が脂っぽくなってしまい、ベタつきやテカリが気になってしまうのです。
季節の影響
一般的に、夏の暑い季節には皮脂量が多く、冬の寒い時期には少なくなります 。
実際に、夏の8月と冬の1月を比較すると、皮脂の分泌量はおよそ1.4~2倍までに差があると言われています。
これは、暑い季節は体の代謝が活発になるため、皮脂腺の活動が増して皮脂の分泌が増えるからです。
季節による影響による肌の脂っぽくなるのを防ぐことは難しいですが、皮脂を抑えるスキンケアアイテムを取り入れるなどの工夫で、快適に乗り切ることは十分可能です。
脂質の多い食生活
ラーメンや揚げ物、スイーツなどの、糖質を多く含む食べ物は皮脂の分泌を促進しやすいとされています。
特に、脂質を多く取ると、皮脂の分泌量も多くなってしまうため、脂質の多い食生活を避ける必要性があります。
また、糖質の摂りすぎも皮脂の過剰分泌に関係しているため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
顔の洗いすぎ
顔の皮脂が気になるあまり、一日のうちに何度も洗顔をしていませんか?
洗顔は顔の皮脂を落としますが、実は皮脂量は洗顔後約2時間ほどで皮脂量は元の状態に戻ると言われています。
洗顔とともに肌の水分も失ってしまうため肌が乾燥し、皮脂の分泌機能を活性化させてしまいます。
そのため何度も顔を洗うと、かえってテカりやベタつきが気になる状態になってしまうのです。
顔の脂っぽさをスッキリさせる8つの方法
ここでは、顔の肌の脂っぽさをスッキリとさせる8つの方法をご紹介します。
- 肌に必要なうるおいを残す洗顔料を使う
- さっぱりとした使用感の化粧水と乳液を使う
- 紫外線対策をする
- ビタミンBを摂取する
- 7時間以上の睡眠を取る
- ストレスを発散する
- 加湿器をつける
- 禁煙をする
皮脂を落としすぎず、肌に必要なうるおいを残す洗顔料を使う
肌の脂っぽさが気になるからといって、皮脂を過剰に落としすぎてしまうと、肌が乾燥してしまい、逆に皮脂の分泌が増えてしまう悪循環に陥ってしまいます。
水分・油分のバランスが崩れがちな傾向がある男性の肌にとって、「不要な汚れや皮脂はしっかり落としつつ、肌に必要な潤い成分は残す、摩擦レスな洗顔」が理想です。
そのため、洗顔料を選ぶときに注目したい点は以下の2つです。
- <洗浄力>スッキリとした洗い心地
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■脂性肌(オイリー肌)
ベタつきが気になる場合でも、1日2回までの洗顔にしましょう。 過剰な洗顔や摩擦は皮脂の分泌を促すため、洗顔ネットで泡を作り、優しく包み込むように顔全体を洗いましょう。
■混合肌
お湯の温度が高いと乾燥部分にダメージが加わるため、洗顔時のお湯は30~32℃にしましょう。 そして皮脂の量が多いTゾーン(額から鼻筋)から洗い、乾燥している部分はさっと洗浄するようにしましょう。
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さっぱりとした使用感の化粧水と乳液を使う
顔の脂っぽさを抑えるためには、「保湿」が欠かせません。
化粧水と乳液を使って保湿をすることで、肌の乾燥を防ぎ、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
中でもおすすめなのが、BULK HOMME(バルクオム )の薬用化粧水と乳液。
肌表面のベタつきを残さず、みずみずしい潤いを実感できる処方になっています。
■脂性肌(オイリー肌)
洗顔後、化粧水を手に取り、パンパンと強く叩き込んだり擦ったりせずに、やさしくハンドプレスで馴染ませる。 乳液は手のひらで温めるように全体に広げてから、顔全体にを包み込むように馴染ませる。
■混合肌
化粧水は顔全体に馴染ませた後、乾燥部位に重ね付けしましょう。 乳液は10円玉くらいの量を手に取り、顔全体に優しくなじませる。乾燥が気になる部分には重ね付けして入念に保湿する。
紫外線対策をする
紫外線を長時間浴びてしまうと、肌は徐々に乾燥してやすくなってしまいます。
日差しによる紫外線は肌にとって「外的刺激」になるため、肌を守るために、余分な角質を溜め込みやすくなってしまいます。
蓄積された角質によって肌の内部のバリア機能が低下し、肌の水分が蒸発しやすくなってしまうのです。
そのため日頃から紫外線対策を実施して、肌の乾燥と皮脂の過剰分泌を防ぐようにしましょう。
ビタミンBを摂取する
ビタミンB1には「皮脂の分泌をコントロール」する効果があり、ビタミンB2は「皮脂の分泌を抑える」効力があります。
そのためビタミンB1とB2を摂取することで、肌の脂っぽさを予防できます。 各ビタミンBは厚生労働省により、以下の量を1日摂取することを推奨されています。
【ビタミンB1】1.4mg
【ビタミンB2】1.6mg
【ビタミンB1】豚肉、うなぎ、たらこなど
【ビタミンB2】レバー、うずらの卵、のり、納豆など
7時間以上の睡眠
睡眠時間が不足するとホルモンバランスが乱れ、皮脂の分泌量が過剰なってしまうことがあります。
皮脂を抑えるためにも、まずは1日「7時間」を目安に睡眠を取るにようにしましょう。
ただ長く寝ればよいというおわけではなく、睡眠の質を高めることもホルモンバランスを整える上で重要です。
①就寝まで部屋の照明を暗めにする②就寝の3時間前には、食べ物を摂取しない③就寝90分前に、熱めのお風呂に10分浸かる④就寝1時間前からは、ブルーライトを浴びない
ストレスを発散する
ストレスが増えてしまうと、ホルモンバランスが崩れてしまう可能性があります。
その結果、睡眠不足の時と同様に皮脂の分泌量が多くなってしまうのです。
そのため、日頃からストレスを溜めないようにし、出来る限り趣味や運動でストレスを発散するといいでしょう。
加湿器をつける
空気が乾燥していると、肌のバリア機能が低下し、肌の水分を保てなくなってしまい、肌が乾燥してしまいます。
肌の乾燥は、皮脂の分泌が増える原因にもつながります。
そのため加湿器を使って、適度な湿度を保ち、肌が乾燥しないようにしましょう。
※冷房や暖房をつけていると空気が乾燥しやすいため、空調を使用する時は加湿器をつけることをおすすめします。
禁煙をする
喫煙をすると交感神経が優位になり、男性ホルモンの分泌が増加します。
男性ホルモンは皮脂の分泌と密接に関わっているため、喫煙によって皮脂の分泌量が多くなってしまうのです。
実際に、ある研究※では、喫煙者と非喫煙者の肌を比較した結果、喫煙者の方が皮脂の分泌量が多く、ニキビができやすい傾向があることを示しています。
そのため、肌の脂っぽさやニキビに悩んでいる方は、まずは禁煙に取り組むことが改善への第一歩となるでしょう。
※日本禁煙学会雑誌:女性の肌状態と喫煙(宮崎博隆)第 4巻第 4号 2009年
顔の肌が脂っぽい人がやってはいけないNG行動2選
日常生活で顔の肌が脂っぽい人がやりがちな、やってはいけないNG行動をご紹介します。
- あぶらとり紙を何度も使う
- 1日何回も洗顔をする
あぶらとり紙を何度も使う
あぶらとり紙は余分な皮脂だけでなく、顔に必要な皮脂も取ってしまいます。
そのため、時間が立つと皮脂が余計に分泌されてしまい、脂っぽい肌に戻ります。
1日何度も洗顔をする
肌が脂っぽくなる原因でも解説した通り、1日に何度も顔を洗うことは肌に悪影響を及ぼします。
過度に皮脂を落としてしまうだけでなく、洗顔による肌への負担も大きくなってしまいます。
そのため洗顔は最大1日2回までにし、肌が脂っぽいと感じた場合は「水で顔を洗う」ようにしましょう。
水で顔を洗う場合は洗顔料で顔を洗う訳ではないため、顔の皮脂が全て落ちることがありません。
必要最低限の皮脂が残るため、顔の脂っぽさを取る応急処置になります。
顔 脂っぽい まとめ
この記事では、脂っぽい人の肌の種類や顔が脂っぽい原因、脂っぽさをスッキリさせる方法などをご紹介しました。
- 脂っぽい人の肌の種類には「脂性肌」と「混合肌(乾燥肌と脂性肌の混合)」がある
- 顔が脂っぽい原因Top3は「肌の乾燥」「間違ったスキンケア」「ホルモンバランスの乱れ」
- 顔の脂っぽさをスッキリとさせる方法Top3は「皮脂を落としすぎない洗顔をする」「さっぱりとした使用感の化粧水と乳液を使う」「紫外線対策をする」
- 顔が脂っぽい人のNG行動は「あぶらとり紙を使う」「1日に何度も洗顔をする」
顔が脂っぽくなる原因は様々ありますが、必要な皮脂まで落とさないことが重要です。
BULK HOMME(バルクオム)の洗顔料は、肌の水分を残しつつ、余分な皮脂汚れを落とします。
それだけでなく、肌荒れを防ぐこともできます。
また化粧水と乳液は、ベタつきが少なくさっぱりとしているため、肌の脂っぽさを感じずに保湿をすることができます。