台湾バラマンディ釣りレポート


※書くのが遅くなりすぎただけで実際行ったのは去年の3月です。少し情報が古い可能性もあります。

元々はタイにデカい魚釣りに行きたいな~と思っていたのですが、なかなか時間を作れず悶々としていました。そこで偶然用事が重なり台湾に行くことに。

台湾ではバラマンディの養殖が盛んで釣り堀もある…という噂を聞きつけ、持ち前のネットストーキング力を生かして現地語でググり続けました。結果、台湾に存在するほぼ全ての釣り堀/養殖池をストリートビューとマップで特定できました。

・バラマンディをルアーで狙える釣り堀/養殖池は片手で数えられる程度しかない

・どこも中心地からは離れている

・ネイティブのバラマンディやジャックもいるがかなりシビア(少なくとも、初めて行く人間が数日の旅行でキャッチできるような状況ではないかなと)

辿り着く方法としては、ガイドを雇う、電車で行く、タクシーで行く、自分で運転するなどがあるかと思います。

現在、台湾バラマンディのガイドをやっている日本人は2人。ガイドで食っている人がいる以上、あんまり詳細な情報をここに載せるのは避けますがそれなりに現地語で下調べができる人は電車で行くのがいいのではないでしょうか。

航空写真で見ると台南~高雄の河口部にはたくさんの養殖池が見つかると思いますが、これらが全てバラマンディの池というわけではなく、エビやグルーパー(ハタみたいなやつです)、サバヒーなど海水を引く必要がある魚が振り分けられている模様。そういった養殖池のいくつかが、釣り堀としても開放されているというわけです。

持って行ったタックル。ジェットセッター71Sにステラ2500、ラインはPE3号、リーダーはフロロ30lbとナイロン40lb。メインライン3号はスピニングでは少しやりすぎだった気もします。ある程度ドラグ性能がいいものならPE2号で問題なさそう。池自体は対岸まで20mもないので、リールには50mも巻いてあれば十分です。

僕は直接釣り場に近い高雄空港に行ったのですが、台北から行く場合は高雄まで新幹線で行くことになるかと思います。この新幹線は長さ120cm以上(うろ覚えです)のものは持ち込めないらしいので、仕舞寸法には注意が必要です。

行ったのは3月。放流から時間が経っている上、気温も低いから活性は低いし厳しいかも…とのこと。低いといっても日本の夏くらいの暑さではあるのですが、ベストシーズンは5~9月くらいだそうです。半袖1枚なのに「いや~今日は寒い」と言っている現地の方のノリが印象的でした。

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到着するとスタッフが数cmのペレットを池に撒いています。あちこちで宙を舞うバラマンディ。テンションが上がりますが、準備をしているうちにお祭り騒ぎは終了。到着した僕に対するサービスとかではなく普通に朝の餌やりタイムだったようです。

少し心配しながらも釣りを始めると数投目でヒット。

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ルアーはノースクラフトのオグル。バラマンディに効くと聞いていたのでまとめ買いしたのですが本当に効きました。ボトムでのリフト&フォール、日本の管釣りでいうとバベルでの底釣りを更にスローにした感じ。

いろいろルアーを投げてみると反応があるもの/ないものにハッキリ分かれます。低活性時はフローティングは要らないですね…。全体的にボトムでスローに動かせて、なおかつ細かい振動?波動?を出せるものによく反応してきました。ワイヤーリーダーは明らかに反応が悪くなるので必要ないと思います。高活性時ならいけるのかな…。

途中で現地の釣り人らしきグループが登場。日本の管理釣り場ではお互いの糸が絡むと面倒なので混雑時は自然と交互にキャストする空気になると思いますが、こちらではそういうの一切ナシ!容赦なく横から糸を交差させてきます。その代わり(?)絡んでも険悪なムードではなく、アハハ、ゴメンゴメンというノリ。まあ、こっちが避けたほうが手っ取り早いと思います…。結局彼らは1匹キャッチしたのみで帰宅。5cmくらいの小さなスイムベイトを使っていました。

その後はマスクバイブ(小さい方)でパターンを発見、数キャスト毎に1バイトある状態に突入。アタっても掛けられない、バレる、などは結構あります。ベストシーズンがどうかは分からないですが、少なくとも「デカいルアーにガンガン食いついてくる天国!」という場所ではないです。「海外まで来てワーム素材の極小バイブをボトムでシェイクしてるのか…」と一瞬悲しくなったりもします。

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フックは標準だと絶対に曲げられるのでST56推奨、との前評判だったので一応全て替えてきたのですが、ドラグフルロックでゴリ巻き、みたいなやり取りをしなければST46でも問題ないかなーという印象です。バラマンディは最初のバイトでかなり強烈に持っていくので、そこをうまくいなせば60cmくらいまでならフックを曲げられずに獲れます。試してみたところ、針は細ければ細いほど反応が良くなります。

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目がなくて少し怖いティラピア。この後もデカいのがかかる。一番引きが強かったのがティラピア、という切ない思い出をくれました。

釣り場の受付では現地の人たちが賭け事をしたりカラオケをしたり…、え!?平日だよね!?というくらいゆったりとした時間が流れています。現地語版の演歌が時々流れてくるのでビックリ。親切なおばちゃんが台湾版サンドイッチ?のようなものをくれたりしました。他にもレンブ(ナシのような果物。めっちゃ美味い!)や細長いプチトマト(果物みたいに甘い!)をいただいたり。まるで親戚のおばちゃんかのように色々なものをくれます。

けっこう淡々と書いてますが管釣りバラマンディ、かなり面白いです。過去に行った人のブログでは「少し虚しくなった」というような感想もあったので心配していましたが、あまり変に期待しすぎなければオフシーズンでも十分楽しめます。

 

 

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結局、8時すぎ~15時まででバラマンディ13匹、ティラピア2匹。休憩時間やバラシも考えると、30分に1回くらいのペースで魚が掛かっていたイメージです。1mクラスもいるらしいですが、今回釣れたのは最大でも60cm強。渋いと言われていたわりには釣れましたね。本当かどうかは分かりませんが、夏の高活性時には100匹近く釣れるんだとか…。

・ロッドについて

最悪鱒レンジャーとかでもいいかも。最初の突っ走り&ジャンプが終わればけっこう大人しくなるので、そこで折れなければどんな竿でもいけるはず。ジェットセッターではどの魚もけっこう余裕で獲れました。固すぎる竿だと弾いてしまうので(多分吸い込み系の捕食方法だった)、それなりにティップが曲がる竿の方がいいと思います。

・リールについて

最初はラインキャパ的にシマノのスピニング4000番でいこうとしてたんですが、2000番台で十分です。なんなら1000番クラスでも平気そう。ドラグ性能はかなり重要。

・ラインについて

スピニングならPE2号、ベイトならPE3号、という感じでいいと思います。リーダーは30~40lbで、ナイロンフロロ両方あったほうがいいかなあ。バイトがド派手に出る関係上感度はそこまで重要じゃないので、衝撃を和らげてくれるナイロンがいい感じでした。リーダーはすぐ傷つくのでこまめにカットして結び直したほうがいいです。1ヒロくらい取っておいてどんどんカットして、昼休憩でまた1ヒロ新しいものを付ける…とか。さっきも書きましたがワイヤーは確実に喰いが悪くなるのであんまり優先度高くないです。これは活性が低いと言われていた時期の話ですので、ハイシーズンに行く人はもう少し強いものを用意しておいたほうがいいかもしれません。

・スナップ、リングについて

耐力スナップ70lbでいきました。ルアーサイズに合わせて50lbと70lbを使い分ければいいかな。オープンタイプはファイト中に外れそうで怖いですね。リングは全てボンバダリングに替えました。

・フックについて

ST46、56推奨。ルアーによってはST-56付けると動きが悪くなるので事前にスイムテストしたほうがよさげです。46、56はけっこうバラシやすい気がしたので、個人的にはST41がオススメ。

・ルアーについて

オグルすごい。けっこうたくさんルアー持って行ったのですが、結局釣れたのはオグル、マスクバイブ、ジェットスライドミノーだけでした。この3つは本当に反応が違う。ワームや小さいスイムベイトは投げる気にならないし要らなかったなあ…。メインベイトは大量に放流されているティラピアなので、体高のあるルアーがオススメ。フォールからの動き出しが重要みたいです。マスクバイブをボトムでシェイクするといい思いできます。イワシやボラなんかのホロ系カラーは反応イマイチでした。アカキン、パールがよさそう。

・時合について

明らかに釣れる時間があります。今回は午前10時頃、午後2時頃。これ、もしかすると潮の上げ下げとリンクしてるんじゃないですかね?この養殖場は海から直接水を引いてるらしいので、何か関係があるかも。

・その他

日差しヤバイ。夏になったらどうなっちゃうんでしょう。帽子、日焼け止めは必須。蚊は都市部より少ないです。

・犬

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どうだ?

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バラマンディの浸かった水は美味いのか?

 

・赤目のバラマンディ

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バラマンディの目ってどれも綺麗な金色なんですね。現地語で金目鱸と書きます。ところが、たま〜〜に目が真っ赤な個体がいます。写真だとわかりづらいですがアカメかよ!と思うくらい赤かったです。魚体の色も少し違いますね。

現地の人曰く、バラマンディという魚の完全養殖(卵からの養殖)方法はまだ確立されていないらしく(コスト的にここの養殖場ではやっていない、ということかもしれません)、あちこちでバラマンディの稚魚を捕まえてきて池に放流し、大きくなったら出荷するシステムなんだとか。そこの稚魚に少し変わった種類のものが混ざっている可能性はあるそうです。

詳しい人いたら教えてください。

 

さて長くなりましたが、台湾バラマンディ釣り堀はいい旅になりますよ!航空券も往復3万円くらいからありますし、フライトも成田や羽田から片道3時間ほどですから気軽に行けちゃいますね。

ルアーで釣りができる養殖池や釣り堀は他にもあるので、またスキを見て釣りに行こうかと思っています。

ではまた!

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スズキリ

Ryunosuke Suzuki

スズキリ

Designer

Ryunosuke Suzuki

1993年7月7日生まれ
デザインを中心に迷走中。釣りと温泉と甘い物が好き。

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