六十一瓩


明けましておめでとうございます。

と言えるような日でもなくなりつつありますね。もう明けましてから8日目です。
あと3日寝れば鏡開きですね。
いま言った鏡開きは餅のことです。

あ、あの、いま見返したら、去年2回しか書いてなくって、本当にもうすみませんでした今年は書きます。ええ書きますとも!

ということで、1月11日のいわゆるお餅の鏡開きがあるわけですが、それに先んじて(?)、一昨日、酒樽の鏡開きをしました。
daikanyama O’KOKにて、BimBomBam楽団のファンクラブ音食楽人による初のイベント。

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食卓に並ぶ、美味しそ〜う〜な料理の数々。和知シェフ、仕上げのヒトコマです。
美味しそうなだけではなくとっても美味しかったのですよ。じゅるり

で、なぜか酒樽の写真を撮っていないと。すみません。
でも、見たことありますよね?大きな木の樽を、紅白のめでたそうな木槌で、カコーンとやって、ジャバーっと日本酒を飲む、それです。
そうか、僕がカコーンしたから、僕の手元には写真がないのか。

気になる中の日本酒はと言いますと、泣く子も黙る!「天明」でした。激うま
曙酒造さん、おいしいお酒をありがとうございました。

さて、餅と酒樽の鏡開き。

酒樽の鏡開きは、定かではないみたいですが、どうやら武士たちが戦う前に互いを鼓舞しあうための振る舞い酒として、酒樽を割って飲んだことに端を発するようです。
その酒樽の蓋が、まるくて平らなので、その形から「鏡」と呼びまして。それを「割る」のですが、割るってのはちょっとねえ、いまから一緒に戦おうぜって言ってるのに割れちゃあダメでしょう、といったようなことで「割る」を「開く」に言い換えた、ということのようです。

日本人は、こうゆう言い換え、好きですよね。忌み言葉っつって、受験の前には滑るって言わないとか、お酒を飲むようになって身近なのだと、アタリメ、とか。スルメのスルが、ギャンブルでお金さよーならーってなる「スル」に聞こえるので、反対の「アタリ」です。

さて鏡を開きまして中に入ってるお酒。こちらの語源は、「栄え水」から「栄え」(さかえ)となって「さけ」に訛った、という一説があります。飲んだらたのしくなっちゃうううって栄えもまあいいんですが、みんなで集まって飲んで、その場にいた人たちみんなの今後が「栄え」あるものになれば良いなと思います。
まあ「汁食」(しるけ)が訛ったって説もあるので、それだとただただ汁もの食べてる、だけですけどね。

お餅の鏡開きは、鏡に見立てて丸いお餅を飾って、それを開くんですが、そもそも鏡とは。
お正月には神社に初詣いきました?そのときに中をのぞいた方は見えたかもしれんのですが、丸い鏡があったかと思います。古来、まあもちろんいまの鏡ほどピカピカじゃなかったと思いますが、丸くて光を反射するもの、それを太陽にむけるとそれ自体がまるで太陽みたいに光ったわけです。それはもう当時の人々にとっては、崇敬する対象として十分なのですな。

それで、お正月にこんにちは〜ってしにくる神様をお迎えして宿すものとして、鏡に見立てた白くて丸い鏡餅を飾るという。御供え終わったら食べよう、ってわけなんですが、そんな神様が宿っていた鏡餅を刃物で切るのはよろしくないということで、あるいは刃物で切るってのは武士的には切腹も連想しちゃうよ、ということで、木槌や手で割っていて、ここからは酒樽と同じ理由にて、「開く」と言うことに。

しかし鏡開き、木槌やら手やらでお餅を割るってやったことあります?いまどき「正解は越後製菓!」なんつって、ウラッ返してビニールをピリリリっとして、中には小分け袋に入った丸餅ですよな。便利というか風情がないというか。何年か前に近所の和菓子屋さんで本物の餅の鏡餅買った、ところまでは覚えてるんですが、はて、どうやって割ったかしらん。

元々は、1月15日に小正月が終わって20日に鏡開きしていたらしいのですが、慶安4年の4月20日に徳川家光さんが亡くなります。そしたらもう20日って日はよくない日だ!餅なんか食えるか!食ったらあかん!という幕府のお達しにより、11日になりました。月が違うってのになんとわがままな。
そんな理由で決まった日付なので、江戸から遠かった地域では、いまだに15日だったりなんだったりするようです。ただ、京都あたりの方々が4日に開いちゃうのは理由不明だとか。

しまった、鏡開きの話は前置きだったはずなのに。

今日エレベーターに乗ってたら、こんな表示があったんですよ。

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この字知ってました?僕はもう全然知りませんでした。
「瓩」って書いて、キログラムです。ちゃんと「きろぐらむ」で変換すると瓩でますね。気にしたことなかった。㌕とか使っちゃうもんね。

写真のフォントだと判別しにくいけど、「千」ってはいってるのが、キロって感じしますよね。
話が飛びますが、昔ながらのフォントっておもしろいですよね〜。
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ナンバープレートの「愛媛」とか超好物です。この崩し方は凄い。
読めるけど!読めるけど!ってドキドキします。

あ、で、話戻しまして、千が入ってるからキロなのはいいとして、じゃあグラムは瓦なの?というところ。
明治になって西洋から入ってきた「グラム」という単位の概念。これが「gram」じゃなくってラテン語の「gramma」で入ってきたっつーことで、ガラムマと読んで、「ガ」よし「瓦」だ!というわけ。
ガラムマを瓦蘭姆と書いたとか、発想が夜露死苦っぽいぜ明治の人!
グラム系のこれはそんなわけであんまり馴染みがなくなっちゃってますが、メートルの「米突」は、不動産屋とかで見かける「平米」に残ってて親しみがわきますな。

さあ何を書きたいのかわからない2016
ちなみにタイトルはどうでも良いですが僕の体重で、夏までに57くらいに戻します。では


多治見 智高

Tomotaka Tajimi

多治見 智高

Violinist

1990年東京生まれ、東京育ち。慶應義塾大学SFC卒。
欲張りなバイオリンを弾いてます。
代官山駅徒歩0分で、レストラン『daikanyama O'KOK』( http://o.kok.jp/ )やってます。
9月に学芸大学駅徒歩2分のところへ居酒屋『茶割』をひらきました←New!!

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徹底した製品づくりによって高い品質を保ち、男性のために1から造り上げられました。
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私たちはこれからも、女性がうらやむほどの豊富な美容成分、低ストレスな処方設計、
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